乾燥・焼却の豆知識

「土(土壌)の殺菌・滅菌」について

熱を利用した土(土壌)の殺菌・滅菌には、蒸気消毒や太陽熱利用法、熱水土壌消毒法などがあります。

 

蒸気消毒は加圧して100℃以上に温度を上げた蒸気を土の中に送り続けて土の温度を80℃以上に上げる方法です。地床栽培では効果が不十分なことがあり、隔離床や育苗用土の殺菌・滅菌に利用されています。

 

熱水土壌の殺菌・滅菌は最近実用化された技術です。ボイラーで作り出した熱水を土壌の表面に並べた散水ホースから散布して浸透させ、土の温度を上げて殺菌・滅菌します。

 

熱による殺菌・滅菌は、微生物実験では古くから高圧滅菌器が使われ、加熱により培地や器具を殺菌・滅菌します。しかし、高温処理による土壌の殺菌・滅菌では土中の有効菌が死滅し、再汚染した場合にはかえって発病が多くなり、低温(60℃程度)で殺菌・滅菌する方が望ましいと言われています。

 

現在注目されている技術の一つにマイクロ波加熱という技術があります。この加熱法は土壌中の水分が発熱し、水を過剰に加える必要がない技術です。家庭では電子レンジなどで利用されており、プラスチックの接着や食品の殺菌・滅菌など広汎に利用されている技術ですが、現在、農業用にはほとんど使われていません。土(土壌)を加熱したときに温度が不均一になることが欠点でしたが、保温資材を利用することで解決の目途がつき、低温での殺菌・滅菌の実用化に向けて努力が重ねられています。

 

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当社では、土壌中に含まれる菌を乾燥によって殺菌し、再利用をした実績があります。

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