乾燥・焼却の豆知識

「湿灰(しめしばい)の乾燥」について

湿灰(しめしばい)とは、石炭灰を粉体状(固体が粒子になって多数集合している状態)に加水したもののことです。

 

湿灰(しめしばい)は、石炭火力発電所で生成される石炭灰の一種で、軽量多孔質な砂状の粒子であるため、軽量盛土材、地盤改良材などに適しています。

 

石炭火力発電所で石炭を燃焼すると、約1割の石炭灰が発生し、大量の石炭灰の有効利用が課題となります。

 

石炭灰は別名「フライアッシュ」とも呼ばれ、湿灰(しめしばい)も同じく「フライアッシュ」と呼ばれることがあります。

 

また、湿灰(しめしばい)は高温なボイラー内で赤く溶けた状態の灰を、ボイラー底部の水槽に落下・急冷され、破砕機で破砕、粒の大きさを調整されます。

 

湿灰(しめしばい)の主成分は、「シリカ」と「アルミナ」です。

 

湿灰(しめしばい)の表面には、小さなたくさんの孔(あな)があいていますので、保水性・排水性・通気性に優れた特徴があります。

 

当社では、湿灰(しめしばい)の乾燥に優れた製品を開発・製造しておりますので、是非、お気軽にご相談くださいませ。

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