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歴代の開発製品

熱風式乾繭機

熱風式乾繭機。初製造年 1953年頃。主な乾燥対象 繭(まゆ)。<熱風式乾繭機>。1)汽熱式から熱風式への開発機運。汽熱式から熱風式の開発機運は、1952年(昭和27年)4月、「製糸絹研究発表会講演録」で発表された小松豊作氏の「熱乾燥機の改革について」に始まり、同年10月郡是製糸株式会社・美濃工場に、田端式汽熱乾繭機6段型を熱風式に改造し納入されたのが第1 号です。2)大和式熱風乾繭機の開発。大和式熱風乾繭機は、株式会社大和三光製作所が1936年(昭和11年)から1939年(昭和14年)ころまでに、約60台のスフ熱風式乾燥機を納入し、その熱風式という経験と技術をもって、1953年(昭和28年)、神栄生糸株式会社・石岡工場に既設大和式汽熱乾繭機を熱風式に開発改造し、第1号機が納入されました。引続き、東邦レーヨン、株式会社河瀬工場、片倉工業、株式会社前橋乾繭所、島根県蚕糸販売農協連、恵那繭糸販売農協連、などに納入されました。
その後、より高性能の乾繭機として順次開発に努力し、第1号機の1953年(昭和28年)から、主として1983年(昭和58年)までの30年間に、蒸気式の大和式熱風乾繭機(S型)が国内に約130台、海外9カ国(ウズベック共和国・大韓民国・ブラジル・イラン・インド・タジク共和国・インドネシア・パラグアイ・タイ)に約40台計170台が納入されました。■構造概要。大和式熱風乾繭機は、従来の自動輸送汽熱式乾繭機と同様な自動輸送段落式(多段バンド型)で、生繭は自動給繭機により最上段の輸送帯(チェーン脱線防止装置付金網コンベヤ)に供給され、順次最下段の輸送帯に段落反転混合移動されながら外部加熱式強制熱風により乾燥されます。乾燥された繭は冷却装置により冷却された後、袋詰機により袋詰めされます。熱風方式については、乾繭機室内を水平の仕切板で上室(高温区)・中室(中温区)・下室(低温区)の3室に区画した完全3区分型で、各室ごとに室外の多翼型送風機・排風機・加熱器・ダクト(排気・給気・循環)などを装備した構造です。各室とも完全な強制通気の対流熱で、熱風一部排気・一部循環させる方式の省エネルギー型ゾーンコントロール方式により、自動温度調整されながら均一乾燥し品質確保ができる機構です。3)その後の開発経過。1.大和式乾繭機研究会(熱風式乾繭機の進歩に寄与。熱風式乾繭機は、1953年(昭和28年)に、5工場に初めて開発納入されましたが、採用先の企業に実際に使用して頂き、機械的または乾燥上・製糸上の問題点などの実情を把握頂くことで、より良い乾繭機を目指して、お客様と共に機能改善の研究をさせて頂くことができました。同年、赤羽工場で初めての第1回大和式乾繭機研究会を開催し、各氏からは非常に有意義なご意見を頂き、以降の熱風式乾繭機の改善に役立つこととなりました。2.型式・機構・その他開発改善。その後、大和式熱風乾繭機も幾多の開発改善が行なわれ、集大成された熱風乾繭機が完成されました。大和式熱風乾繭機の型式には、一昼夜生繭乾燥能力に応じて、30T~1.5T/D,バンド段数も10段~6段、乾燥室長も19.8(22P)~6.3m(7P)、コンベヤ金網幅も3.4~2.5~1.5m、使用熱源も蒸気・油・ガス、その他により、種々の型式が開発納入されました。

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